みなさん毎日歯磨きしてますか?
僕はしています。これまでは手磨きで歯を磨いていたのですが、先日電動歯ブラシを購入しました。
”ブラウン オーラルB PRO2 2000”というモデルです。このブラウンという製品は、電動歯ブラシ業界では有名みたいです。
価格はAmazonで約9,000円、なかなかのお値段ですね。他に安いものでは2,000円くらいの電動歯ブラシも売っています。
しかし、安いものには安いなりの理由があると思ったので、思い切ってそこそこするやつを買っておきました。
購入から約4ヶ月が経ったのですが、本当に買ってよかったと思っています。電動歯ブラシ最高。
そのため今回は、実際に4ヶ月使ってみた使用感を徹底的にレビューしてみようと思います。
ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ PRO2 2000 D5015132XBK ブラック
もくじ
なぜ電動歯ブラシを買ったのか
そもそも、なぜ電動歯ブラシを買ったのか。
それは、普段の歯磨きに対して
「あれ?これ実はあんまり磨けていないのでは・・・?」
という疑問を抱いてしまったからです。
僕としては常に丁寧に磨いているつもりでした。毎回7、8分かけて歯磨きしていましたから。
しかし先日、歯の検診がてら歯医者に行くと
歯医者のおっちゃん
と言われてしまい、ショックを受けました。なにより、自分としてはめちゃくちゃ丁寧に歯磨きしている自信があっただけに余計に悲しかったです。
単純に僕に歯磨きのセンスがないだけかもしれませんが、手磨きでは限界があるのかもしれないと感じました。
しかし、僕も漢です。歯医者のおっちゃんにバカにされたままでは終われない。
ということで「電動歯ブラシでつるつるテカテカになって歯医者のおっちゃんをギャフンと言わせてやるぜ!」と思ったのが購入した理由です。
スペック
僕が購入した電動歯ブラシの主要なスペックはこんな感じ。
本体重量 | 136g |
使用可能時間 | 約2週間(一日2回、各2分使用した場合) |
充電時間 | 約12時間 |
朝・昼に2分間ずつ使用したとしても2週間充電が持ちます。
後ほど詳しく説明しますが僕は一回の使用で約3~4分ほど使用するため、約1週間~10日に一回のペースで充電する感じです。
充電にかかる時間は約12時間。なので、夜充電器につなげておけば翌朝ほぼ満タンになります。
特徴
ブラウンオーラルBシリーズの電動歯ブラシ最大の特徴は”丸形ブラシ”です。
この丸くて若干渦巻状になっているブラシが歯を一本一本包み込み、キレイに汚れをかき出してくれるとのこと。
それと、ブラシが毎分45,000回も上下に振動してくれるみたいです。
1分間に45,000回と聞いてもあまりピンとこないのではないでしょうか。
ちなみに蚊の羽ばたく回数は一分間に約30,000回だそうです。
「蚊と比べるなよ」思うかもしれませんが、他に良い比較対照がなかったので勘弁してください。
内容物
それではさっそく中身をチェックしていこうと思います。
まず、パッケージはこんな感じ。なんとなくデザインのアメリカ感がすごい。
外箱の側面にはこんな文字が
歯垢除去力99.8% UP
つまりこの電動歯ブラシを使えば、普段の歯磨きよりも歯垢を除去する力が99.8%高くなるそうです。なるほど、よくわからないけどすごいじゃないか。
これはきっと健康的な歯が目指せそうです。というか99.8%って、残りの0.2%がんばれよ・・・。
では、さっそく中身を見ていきましょう。
こちらが肝心の内容物。
- 電動歯ブラシ本体
- ブラシ(1本)
- 充電器
- トラベルケース
- 取り扱い説明書
の5点。少し気になったのがこのトラベルケース。
・・・いる??これいります??
おそらく、”出張とか旅行にも持って行けちゃうよ”的なメーカーさんの気配りだと思うんですけど、いりますか??
あまり旅行しない人にとっては必要のないアイテムかなと思います。トラベルケース無くていいから300円くらい値引きしてくれないかと思っちゃいました。
電動歯ブラシの磨き方
これを買って初めて知ったのですが、電動歯ブラシには正しい磨き方があるそうです。説明書に記載されてました。
各メーカーごとに若干違うのかもしれませんがご紹介します。
①. 口の中の歯を”上の歯の右側”・”上の歯の左側”・”下の歯の右側”・”下の歯の左側”の4ブロックに分ける。
②. ブラシを歯に軽く当てて、各ブロックの内側・外側・上面を10秒ずつなぞる。
③. 歯の側面を磨くときは歯に対して45度の角度で当てて、歯と歯茎の間までくまなく除去。
④. 上記のブラッシングを1ブロック30秒で4ブロック(計2分間)おこなう。
といった感じです。
普通の歯磨きみたいにシャカシャカしないところが電動歯ブラシの特徴。ブラシを強く当てすぎるのもNGです。
実際に4ヶ月使ってみた感想
実際に4ヶ月間使ってみた感想は
- 磨くのが意外と難しい
- 推奨されている2分間だけでは物足りなさを感じてしまう
- 振動のモードが2種類あり、使い分けできるのが嬉しい
- 押し付け防止センサーが優秀
- 充電がらくちん
といったところでしょうか。
それではひとつずつ解説していきます。
最初は磨くのが難しい
一番最初に使ったときの正直な感想は・・・
「あれ?意外とツルツルにならない。電動歯ブラシってポンコツなのかな?」
そうなんです、思っていたよりも磨いた後の歯がツルツルキュッキュとなりませんでした。説明書通りに磨いたのにもかかわらず。
「あ、これは完全に電動歯ブラシを買いかぶりすぎたな、ドブにでも捨ててやろうか」と思って失望してたんですけど、何回か磨いているうちにツルツルキュッキュするようになってきました。
最初なので、単純に電動歯ブラシの磨き方に慣れていなかっただけみたいです。今では手動の歯磨きでは得られなかったような爽快感と”磨けてる感”を得られています。
それと、30秒ごとに本体がバイブして「ここのブロックは終わりや!はよ次のブロックにいくやで!」と知らせてくれます。適切な磨くペースを電動歯ブラシが自動で測ってくれて教えてくれるというわけです。
慣れないうちは時間通りに磨くことすら難しいですが、使っているうちにスムーズに磨けるようになります。
推奨の2分間だけでは物足りない
前述した通り、推奨されている磨く時間は一回のブラッシングで合計2分間。しかし、それだけではどうしても物足りない感じがしてしまいます。
1ブロックに与えられた時間は30秒しかないので、どうしても歯1本に対して1回しかなぞれないわけです。そうするとなんだか物足りないんですよね。
そのため僕は、2分間かけて一通り磨いた後、もう1~2分プラスして自分の気になるところを磨いています。これが正しいのかどうかはわかりませんが、たぶん大丈夫でしょう。
その後30秒くらいかけて歯茎のマッサージもかねて、上下の歯茎にブラシを当てています。
振動のモードが2種類あるのが嬉しい
僕が購入した”オーラルB PRO2 2000”には歯を磨くモードが2種類あります。
1つ目がクリーンモード。普段を磨くときに使うモードですね。
2つ目はやわらかクリーンモード。こちらは1つ目のクリーンモードと比べて振動の強さが若干弱くなっています。そのため、歯をやさしく磨きたいときや歯茎を磨きたいときに使用します。
僕の場合、普段はクリーンモードで歯を磨き、歯茎のマッサージはやわらかクリーンモードで行っています。
押し付け防止センサーが優秀
電動歯ブラシって手動の歯磨きと違って磨く力が強いです。
強く歯に当ててしまうと歯や歯茎を傷めてしまう原因に。ですが、自分でも気づかないうちに強く押し付けてしまっているときが結構あります。
でも大丈夫。この電動歯ブラシには押し付け防止センサーが内蔵されており

指で力を加えてセンサーを反応させています
こんなふうに赤くライトで「おい兄ちゃん!今強く磨きすぎやで!気をつけなはれや!」と知らせてくれます。優しいですね。
加えてライトが光っている間、一時的に振動が弱くなるので歯を傷める心配もなさそうです。
充電がらくちん
歯磨き中に充電が少なくなると急に停止するのではなく、充電ランプが赤く点灯して振動の勢いが弱くなります。
充電が無くなりそうという合図ですね。この状態になってから完全に止まるまで2分ほどあるので、その間に磨き終えましょう。
このへんな形をしたやつが充電器。
ここの電動歯ブラシをぶっさして立てておくだけです。
なんだかかっこいい。太陽の塔みたいです。
下の点滅してる黄色いランプの点灯が消えたら充電完了です。
悪い点:振動の音が結構大きい
実際に2ヶ月使ってみて全体的に満足していたんですが、一点だけ・・・
振動の音がそこそこ大きい。
これに関しては仕方ないと言えば仕方ないのですが、ずっとヴーーーって言ってます。
どれくらいの大きさかといいますと、我が家にあるバリカン(一般的なやつ)よりはちょっと音が小さいかな?くらいです。
僕は普段洗面所で歯磨きをしているので、音を気にして洗面所のドアを閉めて磨いてみました。そしたら親から「電動歯ブラシの音は聞こえるけど、別に気になるほどじゃないから安心せい。」とお墨付きをもらいました。
おそらくリビングで使うとひっぱたかれてしまうのでお気を付けください。
電動歯ブラシ専用の歯磨き粉を使うべし
一般的な歯磨き粉には研磨剤が含まれている。しかし、磨く力の強い電動歯ブラシで研磨剤入りの歯磨き粉を使ってしまうと、歯の表面が必要以上に削られてしまいます。
そのため、研磨剤が含まれていない歯磨き粉を使ったほうがよいでしょう。
ちなみに僕が使っている歯磨き粉はこちら
「GUM デンタルジェル」
買った理由は安さとレビューの高さ。味も強すぎないミント風味で、磨いた後にもほどよい清涼感が残ります。
それと、たまにこちらも使っています。
「コンクール ジェルコート」
これは手動で歯磨きをしていた時から、磨いた後のフッ素コート剤として使用していました。
電動歯ブラシ専用というわけではないですが、研磨剤が入っていないため電動歯ブラシでも安心して使用することができます。
どちらを買うか迷った場合は、1つ目のGUMを買っておけば間違いないでしょう。コスパもいいので。フッ素コーティングもしたい!って方は下のコンクールジェルも買うことをおすすめします。
[まとめ] 電動歯ブラシは僕の期待を裏切らなかった
以上が僕が使っている「ブラウン オーラルB PRO2 2000」のレビューになります。
やはり毎日使うものなので、極端に安い電動歯ブラシを使うのはおすすめできません。
正直僕も、電動歯ブラシに9,000円って・・・とか買う前は思ってたんですが、買って正解でした。買ってから毎日の歯磨きが楽しみになってます。
- 電動歯ブラシが気になっている
- 手動の歯磨きに限界を感じている
- もっと歯磨き後の爽快感、ツルツルキュッキュを味わいたい
このように思っている人はぜひ試してみてください!
ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ PRO2 2000 D5015132XBK ブラック
[おまけ] 他のブラウンシリーズ
ブラウンの電動歯ブラシは他にも色々なシリーズがあるので、紹介しておきます。
「ブラウン スマートシリーズ」
こちらは今回僕が買ったものより若干値段は高くなりますが、Bluetoothでスマホと連動して日々の歯磨きを管理できるようです。
専用のアプリもあるみたい。すごすぎ。
「ブラウン ジーニアスシリーズ」
こちらも値段は上がりますが、完全に僕が買ったものの上位互換みたいな感じ。アプリと連動して自分の歯磨きの癖なんかも分かってしまうらしいです。
というか今知ったんですが、こちらの商品Amazon限定バージョンとなっていて、市販の物と比べて”トラベルケース無し”、”付属の替えブラシが2本→1本”というだけで価格が5,000円安くなっているようです・・・こっち買えばよかった。
皆さんは買った後にこんな思いをしないよう、自分に合った電動歯ブラシを買いましょう。
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